
心理相談室
心理相談室のご案内
当院には、入院中の患者さん、外来の患者さん、ご家族の心理的ケアを担当する臨床心理士、公認心理師を配置しています。なお相談内容に関して守秘義務を厳守いたします。
お気軽に患者サポートセンター窓口、または主治医、病棟・外来スタッフまでおたずねください。

臨床心理士、公認心理師の紹介
病気やけが、環境の変化によって、人は不安になりやすく、気持ちの落ち込み、イライラ、眠れない・・といった症状で悩むことは非常に多いです。また、学校や会社、家族関係などの社会生活の中でストレスを抱えている方も少なくありません。
●臨床心理士
(財)日本臨床心理士資格認定協会の認定を受けている心理専門職です。臨床心理学の知識や技術により人間の心の問題を支援していきます。
●公認心理師
2017年9月に公認心理師法が施行されたわが国初の心理専門職の国家資格です。
当院の臨床心理士、公認心理師は下記のような形で患者さん、家族に関わっています。
○メモリーチーム(認知症サポートチーム)
医師の依頼を受けて、入院中の患者さんの認知機能評価を行ったり、患者さんが安心して入院治療が受けられるように、チームでサポートしていきます。
○院内アルコール教室
入院中の患者さん、ご家族、外来の患者さん、ご家族を対象に週1回、「共立病院アルコール教室を開催しています。
○精神科リエゾン業務
リエゾンとはフランス語で「連携」を意味します。急な病気、入院で、眠れない、元気がでない、食欲がないなどの症状がでることは多いです。そのような問題があった際、主治医の依頼のもと、臨床心理士がベッドサイドに出向き、お話をうかがっています。
○小児科
お子さんの発達や行動が気になり悩まれているご家族、元気がなくなり、登校できなくなってしまったお子さんに対して、お話をうかがったり、心理検査やプレイセラピーを通じて、心理的なサポートをしていきます。
○産婦人科
妊産婦さんが、安心して妊娠、出産・産後の時期を過ごせるように、産婦人科スタッフ(医師、助産師、看護師等)とチームになって「からだ」と「こころ」をサポート・ケアしています。
○心理カウンセリング
診療科を問わず、心理的サポートが必要な患者さん・ご家族にゆっくりとした時間をとってお話をうかがいます。その中で問題解決のサポートをしたり、必要な場合は精神科医と連携し、心理療法や心理検査等を行っています。
継続的な心理カウンセリングが必要な方につきましては、ゆっくりした時間の中で患者1人1人にあわせた相談にのれるよう、自費でお受けしています。(初回4,000円、2回目継続面接については、個人カウンセリング、親子並行面接、また生活保護受給中・無料低額診療事業活用の方で金額が異なります)担当者とご相談ください。
なお、症状や問題の改善に向けて精神科での検査や治療が必要な場合は、現在当院の精神科外来の新規受け入れが休止となっているため、他院を紹介させていただいています(2021年4月現在)。
当院で行っている主な心理検査
- ロールシャッハテスト
- SCT
- 描画検査
- WISCⅣ
- WAISⅢ
- HDS-R
- COGNISTAT
スタッフ紹介
齊藤 徳仁(さいとう のりひと)
心理相談室室長
臨床心理士
公認心理師
社会福祉士
精神保健福祉士
関根 はるか(せきね はるか)
臨床心理士
公認心理師
社会福祉士
建畠 菊庭(たてはた きくば)
臨床心理士
